検索していたら、本のサイトでこの絵本が出てきて、その表紙が気になって探してきました。
邦訳はなかがわちひろさんです。
この絵本に登場する「青い鳥」は、メ―テルリングの「幸せを運んでくれる青い鳥」をイメージしているのでしょうか?
鳥が南へ旅立ちたいけど、それができない。という話の流れは「幸福の王子」を連想させます。
けれどこの絵本は、そういった昔の名作をイメージしながらも、
きちんとした個性を発揮している素敵な本でした。
うちの下の子は、やはりというか、最後のロボットが動かなくなってしまうので、あまりいい印象を持ってくれませんでしたが、
この絵本のロボットが、ただのゴミではなくなって一生を終われたことに意味がある。と、もっと大きくなってから気付いてくれたらいいなと、思いました。