「おっぱい」の初版が1990年。
こちらの作品は、初版が2007年。
17年後に出た続編ですね。
タイトルからしてちょっと切ない。
大好きだったお母さんのおっぱい。
今は、弟に独り占めされているお兄ちゃんの眼差しが可愛らしい。
おっぱいが、場面場面でいろんな感触や表現になっていて、「なるほどそういう感じよね〜」と共感してしまいます。
どのぺーじも最後に「・・・・・・、おとうとの おっぱい」で終わっている文が、お兄ちゃんの隠された心情が伺えて健気で可愛い。
ラストのクスリとしてしまうユーモラスな閉じ方も素敵です。