お話しの中に≪ドロップ≫が出てくるんだけど、息子は≪ドロップ≫を知らない。
私は説明をした。
『キャンディーが缶々に入っていてね、いろいろな果物の味がするのよ。ぶどう・いちご・メロン・レモン・パイナップル・・・。缶々を振ると『カラン、カラン』ってキャンディーの音がして、穴からは1つずつしか飴は出てこないの。だからいつも次は何の味かなぁ?ってお母さんが子供の頃、ドキドキしてたわ。』
『ハッカっていう味があって、これが辛くてまずいんだ!』とお父さんも説明追加。
『そうそう!ハッカが出るとお母さんはいつもバーバにあげてたわ。』
こんな話しを聞かせたら息子はもう≪ドロップ≫が欲しくて欲しくてたまらなくなったみたい。
『≪ドロップ≫欲しい!』
いまどき≪ドロップ≫なんて売ってるのかなぁ?
スーパーに行ってみると、意外にもちゃんと売ってたからビックリした☆
『次は何の味かな?』
とっても嬉しそうな息子でした(*^^*)
翌日『(保育園に)お迎えの時持ってきてね!』と言うので持って行くと、みんなに
『コレ≪ドロップ≫ってゆーんやで!』とかなり自慢して、みんなに『さて何の味が出てきたかな?』とみんなも息子も楽しそうでした♪
ある日、夕方から急に雨が降り出した。
『♪あめふりざんざんぶり かさもっておむかえ ドロップなめてコロコロ♪ だね!お父さんをおむかえにいかなくっちゃね。』
それから息子と≪あめふり≫の歌の作曲大会が始まった。
私がいろいろ作曲♪してもことごとく息子にダメ出しされる。
『も〜!じゃあ歌ってよ!』と私が言うと、息子もあれこれ作曲♪を始めた。
絵本1冊でこんなにも楽しめなんて。
子供との話題や会話がドンドン膨らむ素敵な絵本だと思いました。