インドの昔話だそうです。
若く勇敢なライオン、マノージャが、ずるがしこい山犬に「王様」と呼ばれ取り入られ、道を踏み外していきます。
家族の咎めも聞かず、自分を「王様」と呼ぶ山犬の言葉に耳を向けて、とうとう不運な最期を遂げる。
なんともやるせないお話です。
たったひとつの「良くない出会い」が、すばらしいライオンだったマノージャのすべてを奪ってしまった。
山犬はもちろん悪いけれど、浮かれたマノージャも自業自得といえばそれまで・・・。
なんとなく、子供が思春期になったときのことを想像しちゃいました。
ツルむ相手次第で、子供の人生は大きく左右されるのかな、って。