保育絵本の研究本に紹介されていて読んでみました。
まずこの絵で日本の絵本だということに、ビックリ。
どう見たって海外絵本ですよ。描かれている風景も。
でも聞こえるんです、春の足音が。
一冊で子どもの寝起きから就寝までの、春の一日を詩のような文章で綴っています。そして この絵。
うまく絡み合って、春の訪れを五感いっぱいで感じていた自分を思い出しました。
その風景やにおいや様々なものと共に。
まだ5歳、町育ちの娘には経験がないのか、おもしろくなかったそうですが、私はたくさんの形なきものが甦りましたよ。
喫茶店に置いてあるのも素敵かもしれません。