私自身も子どものころに読んだはずなのに、すっかり忘れてしまっていました。
読み終わったあと、「何でこんなにおもしろいお話を忘れてしまったんだろう」と自分でも驚きました。
雪の上に残された足跡を追って、なぜか自分たちの家に着いてしまったぐりとぐら。
「足跡の正体は何?!」とドキドキしながら読み進められる本書は、ちょっとした推理小説のようでした。
そして、読んだあとに見返してみると、こんなにも「足跡の主」のヒントがあるのに気づかなかったことが悔しくなります(笑)
「さすが長年愛され続けているぐりとぐら!」と、脱帽するしかない作品です。