クリスマスシーズンになったら、この本の感想を投稿しようと思っていましたが、昨年はタイミングを逃してしまいました。
それから1年、とうとうまたこのシーズンがやって来ました。
この本は、もう35年以上も前のこと。父が私に買ってくれた唯一の絵本なのです。
2つ上の姉は『しろいうさぎとくろいうさぎ』をもらい、私達にとって、この2冊の本は特別な思い入れのある本なのです。
内容はもちろんのこと、この本で初めて出合ったぐりとぐらも愛らしく大好きなキャラクターとなりましたが、それ以上に“おとうさんが買ってきてくれた本”というのが一番のステータスになっている大事な大事な本なのです。
誰にもらったとか、いつ誰に読んでもらったとか、そういうことが、自分の本に対する価値を高めていることってあるものです。
この本は、私にとってそういう思い入れたっぷりの特別な本なのです。
ちなみにあまりにも思い入れが深すぎて、子ども達には読みそびれてしまったような気がします。