我が家の近くではホタルが見られます。今はちょうどその季節なので、この本を借りてきました。起承転結がはっきりしていて、小さい子供でも楽しめる、心温まる絵本です。
お友達になったホタルを助けるため、お腹の中にホタルを入れて、「ぴかぴかおばけ」になった、どろんどろん。あまりの眩しさにこうもりは退散します。でも、もっともっと遊びたかったのに、ホタルたちは、そっとどこかへ行ってしまうのです…。ホタルの命のはかなさもさりげなく表現されています。
ただ、お話はとても良かったのですが、やはりお腹の中にホタルがいっぱい入っているページは小学生になる娘は気持ち悪かったようです。(虫が苦手なもので…)
シルエットだけでもいいんじゃないかな、と私個人としても思いました。