子どもたちに長く読み継がれてきた『ぼくは王様』の王様が、文字とことばを覚え始める子どもたちに送る絵本です。
50音が順番に出てきます。
「あいうえおうさま あさのあいさつ あくびをあんぐり ああおはよう」
声に出して読んで、いつのまにか歌になって、覚えてしまってという感じで、文字と親しんでいけるような工夫がされています。
とてもユニークな王様の色々な仕草が、溢れるほど描かれているのが、大きな魅力だと思います。
王様だけど、どこにでもいるような家族の一員として、親近感がわき、日常で起こる色々な様子が盛り込まれているので、とっても親しみやすいと思います。