ビリーはもうすぐ1年生。でも・・・
くつのひもをひとりでむすべるかな
学校でまいごにならないかな
なきだしたらどうしよう・・・と心配なことばかり。
そして、とりだったらよかったなとまで思うのでした。そんなビリーのところにやせこけた一匹のこすずめがきました。ビリーは元気になるようにこすずめの世話をしてあげました。そして、とうとう学校へ行く日がきました。その日の朝こすずめも元気になり、お母さんはビリーにいいました。「はなしてやりましょう。こすずめもひとりでとんでいかなくちゃいけないのよ」って。ビリーはお母さんから言われたことをこすずめに話しました。「ぼくとおんなじようにね・・・」と付け加えて。ビリーはくつを履きカバンをかけて元気に学校へいったのです。もちろんその後もビリーは学校へ元気にかよって友達もできましたよ。私は息子にこの絵本を読んであげたいと思っていました。だって、息子ももうすぐ1ねんせいなのですから・・・。