表紙を見たときから、息子が「どうしてこのイス、顔がついてるの?」と不思議そう。
しかも、「くふふ」って笑うんだから、とってもきになりますよね。
森にぽつんとおかれているんだけど、ねこやうさぎたちの仲間にめぐまれ、幸せそうなイスくん。でも、ここに行き着くまでのいろいろはなぞなんです。どうやって、ここまで来たんだろう。疑問がふくらみます。
イスくんを、波乱万丈の人生を生きてきた一人の人間のように見てしまったのはわたしだけでしょうか。
息子は、イスくんといっしょに遊んでいる気になったようで、楽しんでいました。きっと、イスくんの友達になったつもりでしょう。
木々の緑や空の青がまぶしいくらい鮮やかで、絵にも魅力を感じました。