人口ペットの研究室で出来損ないのレッテルを貼られた、バーナバスたち。
「パーフェクト」ではないバーナバスたちの自由を求めた大脱走は、文章は少ないのに細部まで描き込まれた挿し絵をじっくりみているうちに一本の映画を見たような気分になります。
できないことなんてない、という気持ちを信じて頑張るバーナバスたち。
絵の世界観がとても作り込まれているので、息子もがんばれがんばれ!とバーナバスたちと一緒に大冒険が出来ました。
「パーフェクト」な人間なんていない。それはたとえ人工的に作られたペットでも同じことだとおもいます。
バーナバスと仲間たちが大脱走を成功させたように、いつか「パーフェクトペット」として店頭に飾られている彼らも自由を求めて大脱走を繰り広げてほしいです。