ドーナツ池シリーズの第3弾。
シリーズを通して自然の恵みのことが学べちゃうので、親子で大好きなシリーズです。
ただこの第3弾は、他のに比べ自然的な要素が少なく、人の心情はさまざまということに焦点が行き過ぎていたかなあ…といった感じでした。
ドーナツ池に住むおたまじゃくし。
その中で一匹だけ尾がみんなの半分のタマ。
なので、みんなに比べ、泳ぐのがとっても遅い!!
いつもビリなタマのことを思って、他のおたまじゃくしたちはどうしたらいいのか考えるのですが・・・
本人たちからしたら一生懸命考え、良かれと思ったこと。
でも、それがほんまに相手にとって一番なこととは限らない。
人間関係の難しいところですね。
そういう難しいことを経験しながら、ちょっとずつ成長していくわけですから…。
と、親としては読みながら複雑な気分でした。
息子にどこまで響いたんだろう?といった感じでした。
また個人的には最初の描写が好きです。
ドーナツ池の大きさを伝えるのに、色々な角度からいっていて、
1つのものでもとらえ方は様々といったのが最初から伝わってきてよかったです。