表紙絵で日本の作家さんだって、確認して読んでいたのに、登場人物のキャラクターや背景を見ているうちに、外国の方の作品のような錯覚をしてしまいました。
特にハナちゃんたちが大通りをわたって、角を曲がった細い道の様子はプロバンス地方の様な、でも居眠りしているおじさんが下駄履きなんですよ(笑)。
ハナちゃんが可愛いです。
ぷっくりしていて三頭身。
ヘアスタイルがまたいい。
とにかくお姉ちゃんとして頑張っちゃいます。
兄弟のいなかった私は、近所の子の乳母車を触らさせてもらえるだけで、ウキウキ気分だった事を覚えています。
読み進めていくうちに、「あらあら、ま〜」「え〜、そんな大丈夫?」「も〜おかあさんは、何をしているの?」と、ハラハラドキドキ。
でも、これはきっとハナちゃんの夢なのよね〜なんて自分を納得させて、ハナちゃんの冒険を見守っていたんですが。
えっ!ホントに行ってきたの?
ハナちゃんお見事。
ラストのページに笑いました。
ハナちゃんの横に吹き出しで、「私とサクラが飛んだのは、このクジラさんのせいよ。」って入れたいな〜(笑)。