きょうりゅうほねほねくんシリーズの2作目です。
今回は、海の中から、現れたきょうりゅう「ほねほねくん」。だっくんとお兄ちゃんは、再会できて大喜びでしたが、そこに「ほねほねくん」を捕まえようとするサーカス団の人たちがやってきて・・・・。
1作目でも、ほねほねくんを使って金儲けをしようとする大人たちが出てきますが、今回も大人が邪魔をします。息子も、そんな大人たちに怒っていました。
このシリーズを読むと、大人が既成観念で凝り固まってしまっている事を思い知らされます。(自分もその大人なのですが・・)
それにひきかえ、骨だけの恐竜とも遊んでしまう、子供たちの考えの柔軟な事!
しっぽを取り返そうとする「ほねほねくん」たちの騒動が、最後まであきさせません。
金儲けをしようとする大人たちをものともしない「ほねほねくん」の自由さが痛快で、楽しい本です。