長先生の作品は、いつも凝り固まった大人の心まで開放してくれます。
久々に手にして思わず借りて来てしまいました。
とおくの ほうから おとこのこが とんできました。
この最初の一行から私たちは別世界へ連れて行かれます。
幼い息子を膝に乗せ読んだときの息子の底抜けの笑顔が懐かしい。
あの笑い声で、親の私までいっときピュアな気持ちになれました。
今一度読み直し、長先生って子供心を忘れていない純粋な方だったんだな〜、としみじみ思いました。
わたしもポンたろうのように、事の成り行きに身を任せ飛んでいけたら楽しいだろうなぁ〜。
“ストレス”って言葉がない世界だろうなぁ〜。
息子も再読し、ハリネズミの変わり身にまた大笑いしていました。