立ち読みで読ませてもらいました。
心の奥まで、しんしんと雪が降るような、冷たいような、温かいような、そんな感覚を覚えました。
クリスマス。
たまたま豊かで、たまたま(現在は)平和な国に生まれた私たちは、何かを見失っている。
そう気づかされました。
私たちの子供と同じなのに、まったく違う生き方をしている世界中の子供たち。
私たちにできることは何なのだろう。
絵本の中の、小さな男の子でさえ、世界中の子供たちのカードを見て「ぼくがサンタになれたらなぁ」なんて、素晴らしい優しさを持っている。
大人たちがそれを忘れちゃいけない。
大人のほうが持ってなくちゃけない。
目をそらしてはいけない現実。真実。
毎年クリスマスの前には、子供たちのプレゼントを選び、パーティの準備をする前に、大人に読んでほしい絵本です。