「バン」と聞いてああいう車のことか!と思い浮かぶけどいまいち馴染みはなく…(何か作業をする業者さんのイメージ)ここに注目する鎌田さんって他の乗り物絵本とは違う新規開拓者だな僭越ながら思いました。自家用車のイメージはなかったけど、絵本を読み進めていくとどんどん身近に感じていき、ファミリーカーにぴったりなのでは!?という気にさえなりました。
ペンキ塗り、公園のお手入れ、引っ越し…等、バンに載せるものがページいっぱいに描いてあって、それが見事にバンに全て収まるのが素敵です。また、そのバンを使いこなす両親を持つ子ども達がバンに乗ったときの表情が誇らしげな感じがして、家族でこの仕事を誇りに思っているような印象を受けました。