今回読んだのは、国立科学博物館が監修した大人気の「かがくえほん」シリーズ第3弾!この絵本は、物語を楽しみながら科学を学べる仕掛けがいっぱい詰まっています。「たのしむ→わかる→やってみる」の3ステップで、子どもの「知りたい!」をぐんぐん育ててくれる優れものです。
テーマは、動物、植物、昆虫、体、食べ物、暮らし、地球など、まさに日常の「なんで?」や「どうして?」が大集合!たとえば、「おならがくさいのはなんで?」とか「飛行機はどうして飛べるの?」なんて、子どもが思わず食いつきそうな内容が盛りだくさんです。物語部分はひらがなとカタカナだけで書かれているので、小さい子どもにも読みやすく、図解ページには全てルビがついているので、親子で一緒に楽しめます。
我が家では、5歳の頃の息子がこの本にどハマり!寝る前の読み聞かせタイムには必ず「これ読んで!」と持ってきます。まだ知らない言葉もたくさん出てくるので、一緒に「これはね…」と噛み砕きながら説明するのがちょっとした楽しい学びの時間になっています。何かの待ち時間なんかでも「退屈しのぎ」に最高です。
友人の子どもは最初はあまり関心がなかったようですが、何度か読み聞かせるうちに、だんだんと物語に興味を持つようになったそうです。「物語の部分だけ楽しんでいる感じ」なんだそう、でもそれでも十分であるように思います。絵本を通じて少しずつ興味を広げていくことが大事ですよね。
この絵本のいいところは、ただ読んで終わりじゃなく、「そうなんだ!」と子どもの目がキラキラする瞬間を一緒に味わえること。そして、読んだ後に日常の中で「あ!これ絵本で見た!」なんて気づきがあることです。プレゼントにもピッタリな一冊で、誕生日やクリスマスに贈ればきっと喜ばれるはず。これからもこのシリーズを親子で楽しみながら、たくさんの「なんで?」に出会っていきたいと思います!