一人でうまくパンツがはけなくて、動物達にまで笑われ、とても悔しい気持ちでいっぱいのたつくん。
何度も、どでん、どでんと転んでしまうたつくんに「がんばれ!次こそは!」と思わず気持ちがはいってしまいます。
たつくんがうちの子だったらきっとすぐに手を差し伸べて助けてしまうかも…。
でもたつくんのお母さんは決して手を貸すことはなく、ただただ見守ります。
すると、今まで失敗だと思っていた、どでんち転がった体勢のままパンツがはけたではありませんか!
失敗や悔しい気持ちをしたからこそ、成功した時の嬉しさはひとしお。
こういう前向きな失敗を繰り返しながら子どもはどんどん大きくなっていくんですね。
時にはあえて手助けをせずに、気長に見守るのも愛だな、と教えてもらった気がします。