この絵本は二十年以上も前に作られた作品です。
とても短い抽象的なことばで表現されていて、最初はどうやって子どもに読んであげればいいのかしらと悩んだものです・・大人は頭で考えて絵本を読んでいるんでしょうね、しかし子どもは刺激された感覚で絵本を受け止めるのだなとこの本と出会って痛感しました。想像力と色彩感覚が優しく養われてゆきリズム遊びが楽しめる作品でした。読みきかせを中断させていろだまと一緒に子どももころころ転がっていますよ、読むほうの私も単調な表現から豊かな表現に不思議なくらい上達することができました。