あんまり詩を一緒に読んだことはなかったのですが、
「めのまどあけろ」という表現に惹かれて、
図書館からかりてきました。
「めのまどあけろ」って、
子供たち起こす時に使えるな。
その程度でした。
最初に読んだときは「なんじゃこりゃ?」と思いました。
娘も、不可解な表情。
でも何回も声に出して読むうちに、
コトバの織り成すリズムと世界に、
すっかりハマってしまいました。
特に娘に使っているのが、
「かんかんおこりむし おなかのなかでなにしてる
だいじなしっぽに ひがついた」
このくだりを、怒っている娘のお腹を触りながらいうと、
効果てきめん。怒りが消えるようです。
「たらこ かずのこ さかなのこ
だんごのきなこは だいずのこ」
これは小学生の長男が学校で読んだことがある詩。
この本の詩だったのかー。
最後は眼をつぶっている絵で終わりですが、
娘の、「めのまど とじた」という一言に、
思わず「うまいっ」と、拍手を送りました。
子供って本当にコトバの感性がいいんだなぁ。
これを機に、もっと詩を一緒に読んでみようと思いました。