とにかくリズムがよいです。
最初は 私自身がこの絵本の特徴をよく理解できなくて「全部を通してのストーリーがあるわけじゃないし・・・文章も意味があるのか、ないのか・・・?」
ただ ダラダラと読んでました。もちろん子供もあまり興味を示しません。
単純に「言葉」を楽しむ絵本だと気がついたら、私自身が楽しく読めるようになりました。
ママが楽しそうに読めば、最初は興味を示さなかった3才の娘も楽しそうに聞いてくれるようになり、リズムにのってほとんどのページを覚えてしまいました。
すこし子供が大きくなるとストーリーのある教訓めいた絵本を選びがちですが、純粋に「読んで楽しい、口にだして楽しい絵本」もたまにはよいのでは・・・と思います。
谷川俊太郎さんは、詩人だけあって日本語をあやつらせたらピカイチ。ホント言葉のプロフェッショナルだなぁとあらためて思います。