京都で行われていた「くまのがっこう原画展」に行き、
原画の息遣いに触れてきました。
それまで、「くまのがっこう」シリーズは、
知っていたけれど、かわいいなぁとも思っていたけれど、
子どもに読むための絵本ではないような気がして、手元にはありませんでした。
実際、大人の女性が「かわいい」って愛でるにはちょうどいい絵本だなぁと思っています。
原画展で、シリーズのほとんどの絵本を見て、
その中でも、いちばん今の息子の気持ちに寄り添えそうだったので、
「ジャッキーのトマトづくり」をお土産に買いました。
ジャッキーが、アントンお兄ちゃんに教えてもらいながら、校庭にトマト畑を作ります。
毎日水をあげて、芽が出て大きく育って、雨や風から守ってあげて・・・
できたトマトを料理するところまでを描いています。
細かいことを言い出せば、
サッカーボールが飛んでこないように守ってる・・・って、ジャッキーは体育の授業出なくていいの?
とか、
トマトの苗に傘をさすって変じゃない?
とか、
いろいろつっこみどころはあるのですが、
とにかく絵がかわいいし、子どももそういうことは気にしてない様子なので、まあいいや!
息子も保育園でトマトを育てているから共感できるかな?
それに息子は生のトマトが苦手なので、ちょっとは親近感を持ってもらえるかも?
と淡い期待もしつつ・・・。
息子は、この絵本を読むとき、その場面が来る前から
「トマト、だいじょうぶかなぁ」ってつぶやいています。
小さいけれど、立派にトマトの心配なんかしちゃって、
ジャッキーと同じ気持ちになっているんですね。