くまの女の子、ジャッキーがトマト作りに挑戦する絵本です。とにかく絵がかわいいので、大人の私も大好きなのですが、何回読んでも飽きない魅力がたくさんあります。また、いろんなことを勉強できたりもします。
例えば、くまは12匹出てくるのですが、みんなの数を数えたり、数の勉強になります。その中に一匹だけ耳がロバみたいなくまがいて、その子を探すのも楽しいです。トマトが花をつけ、実になる色の変化の過程も分かり、植物の成長への関心も出てきます。表紙のトマトもよく見ると色が変化していく様子が描かれています。また、他の隠れキャラ(鳥や猫など)を探すのもおもしろいです。もちろん、ジャッキーのトマトを守ろうとする愛情を温かく感じることができるのも魅力です。
3歳の息子は生のトマトはそんなに好きではないのですが、この絵本を読んでからはよく食べています。というのも、今度一緒にトマトを育てようね!と約束したんです。今から楽しみにしています。