2歳になった息子に、特に内容は確認せず読み聞かせてみました。
もみの木に引っかかった風船を動物達がお日様と間違えて大騒ぎ、という可愛らしいストーリーの絵本です。
風船が飛んでくることも、お日様のことも、息子には結構身近だったようで、ストーリーも2歳でしっかり理解できたみたいです。
そして「ばぁぁぁん!!」と風船が破裂してしまうのですが…。
最初に読んだ後、息子は「たいへんだあ、怖かったね」と言っていました。それからもしばらく「たいへんだあ、怖い。」と言っていたので、結構な衝撃だったようです。
これだけのインパクトがあるなんて、描き方が上手なんだろうなと感心してしまいました。
初読みから1週間ほどたって、息子に「お母さんと一緒なら怖くないんじゃない?」と提案したところ、納得して、2回目の読み聞かせ。その後嬉しそうに「怖くなかったね!可愛かった!」(息子は怖いの反対は何故か可愛いと思っているようで…)ということでした。
それから、もう大のお気に入りで、毎日のように読んでほしがり、読み終わる度に「怖くなかったね」と嬉しそうに言うのです。
きっと、ちょっと怖いけど、面白いって感じじゃないかなあ。大人がジェットコースターに乗るみたいな?!
「たいへんだあ」のフレーズで、少ない文章でテンポいいので、きっと1歳くらいからでも親しめるのではと思います。
ぎゅっとお膝の上で抱っこしてあげながら、びっくりなシーンを親子で味わってほしいなあと思います。