和ろうそくを作る場面から話が始まります。
これだけでも目が釘付け。
溶けた蝋を手で塗るって、凄すぎる。
まさに職人芸ともいえる技。
そこから、材料となる蝋や和紙、灯芯を作っている人のところへつながっていきます。
そこでも職人のなせる技を見て、そこで「不要」となるものを「必要」な人へと渡し、そこでまた昔ながらの素晴らしい技を見て・・・ とどんどんつながっていきます。
日本の素晴らしい伝統的な技を見られるのも凄い。
捨てるものがなく、必要な人へと渡っていくのも凄い。
昔からの日本人から考え出した知恵がぎゅーーっと詰まった一冊です。