経済的に困っている現実を、茶化して忘れるのは、ま、暗いよりはいいか。でもその部分、本当に必要だったのかなー?って、後で思う。
「絵本は現実逃避だ」そう考えることが悔しい。まあまあ、そう堅苦しく考えなくてもいいじゃあないの。だめよーん、ダメダメ。ラップ文章を訳文で?そんな肝心要を、ポリーのイラストコラージュが視覚的に助ける。ドラゴンやらヘビやらライオンやら、いすの隙間から楽しけりゃ、ま、いいじゃん、何でも出しまっせ…。
こういう絵本が、実は大人の難しい芸術論を、引きずっているのかもしれない。残念。