「小学生が好きになるこんなに楽しい子どもの本」という本で「けしつぶクッキー」という作品があるのを知りました。
こらちの「けしつぶクッキー」には小話が8話収録されていますがその本から絵本になった一冊です。
読んでいて「エパミナンダス」や「あたまをつかった小さなおばあさん」を彷彿とさせるクスッと笑えるお話であることに好感を持ちました。
語りにリズムもあり読みやすかったです。
よく出てくる「ふるい国から新しい国へ」やおばさんの「めのさめるようなショール」など、詳しく説明もされないし、絵も所々入っているだけなので、どんなものだろうと頭の中で描くおもしろさがありました。
古典と呼ばれるほどの童話で、どこか懐かしさを感じます。