表紙のインパクトがすごいので、息子は恐る恐るといった様子で絵本を開いて中身を確認していました。
朝起きてすぐ何もかもが気に入らないことに気づいてしまったおさるさんが、皆んなに機嫌が悪いことを指摘されるたびにイライラを募らせていって、大丈夫か?とハラハラしながら読み進めました。
機嫌が悪いものは悪いからしょうがない。
誰かに機嫌を良くしてもらう必要もないし、
無理に機嫌を良くする必要もない。
大人でもなかなかこんなに開き直れないけれど、
イライラやもやもやのネガティブな感情も否定しないで受け入れるって考え方が良いですね。
日本の絵本だと怒ってる理由とかを求めて問題解決しようとしそうなところですが、しないところが外国の絵本らしい気がします。
機嫌が悪い1日を過ごした後、おさるさんのように
「きげんがわるくなるのにいいひだったね。」 と言えるメンタルが欲しい。