子どもにとって、家の中での怖いこと第1位といったら、断トツで“夜中に目覚めてトイレに行く”でしょう!!
しかも一人で、トイレは部屋から遠い…と、条件をつけていったら、怖さレベルはもう急上昇です。
4歳の我が子はまだまだ一人でトイレに行きませんが、ぼくのドキドキが伝わったようで、腕にくっつき、隙間からそぉーっと覗いてみていました。
すると、指をさして、「ママ、オバケがいるよ!」「ここにもいる!」「あっ!」とページをめくるたびに発見。絵本の中のぼくは気づいていませんが、確かに小さなオバケが隠れているんです。
読み進めるごとにドキドキハラハラが増しますが、ぼくが関西弁なので少し怖さがマイルドに。そしてドキドキの最高潮の後は…ホッとし、緊張が一気に緩みます。
こんなオバケなら怖くないかも。怖がっていた子どもも、ふふっと笑っていました。
表紙の絵からは想像できませんが、外国のオバケも出てくるので、ハロウィン絵本としてもオススメです。