大好きなクリスマス絵本です。やっと図書館に入ってきました。今年のクリスマスのお話し会はこの本に決まりです!(気が早すぎますね♪)
クリスマスの前日、リースやツリーの飾りつけに忙しい12ひきのコブタたち。そこにオオカミがやってきて、コブタ達は捕まえられてしまうのですが‥‥、案の定オオカミはコブタを食べることは出来ません。それどころか、コブタ達に看病されてしまう始末。さっきまで捕まえられていたオオカミを優しく包帯まで巻いてあげるコブタ達。オオカミの「おまえたちを食ってやるー!」という言葉も、「ごめんねって言ってるんだよ」と解釈する、とても汚れない心の持ち主達なのです。包帯で思うようにしゃべれないオオカミとコブタ達との漫才のようなやりとりは本当に面白く、楽しいです♪
コブタ達の優しい気持ちにふれて、オオカミの心もだんだん変わっていきます。オオカミにクリスマスプレゼントをそっと置いていくコブタ達も、黙って素敵なクリスマスプレゼントを残して出て行ったオオカミも、どちらも素敵。
心がほっこり暖かくなるおすすめのクリスマス絵本です。
人形劇などにしても、きっと楽しいだろうなぁ、と思います。