「おかあさんなんてだいきらい!」と家を飛び出したくまくんのおへそは、「おかあさんなんてだいきらい!」となき続けます。
おへそがしゃべるなんて!くまくんはビックリするやら困るやら。お月様のおかげで、泣いていたおへそは今度は笑い出し、くまくんも元気になって、家に帰ります。
息子は泣いているおへそとくまくんを心配そうに読んでいましたが、最後はママと仲直りできたくまくんに安心したようでニッコリ笑顔でした。
大好きなお母さんに「大嫌い」と言ってしまったことへの
子供の不安と後悔の気持ちが、「おへそも泣いてしまうこと」によってうまく表されているな、という感じがしました。
佐々木洋子さんの絵もかわいらしくて好きです。