3歳になった娘と読みました。
バスにはあまり乗ったことがない娘、
たった一回、空港へ行くために乗った、
エアポートバスの思い出だけを頼りに、
この絵本に飛び込んだようです。
信号でとまるたびに、追い越されるバス。
バイクや救急車、
車両運搬車やタンクローリー者が
停車するバスの横を通っていきます。
働く自動車に詳しくない娘は、
「これ、なに?」と、いちいち、車両の名前を確認。
7歳の息子は3歳の頃には働く自動車は
得意分野だったのにな。
女の子と男の子の違いだろうか。
と思いながら読み進めていくと、
どうやら娘は、「バスが曲がる」のを、
待っている様子。
娘が乗ったことのあるバスは、
ぐいーん と曲がったので、
このバスも当然、曲がるべきだという考えらしい。
面白いな♪
そして最後まで曲がらなかったバス。
娘は、
「このバス、なんで、曲がらなかったかな。」と
やや不服そうでしたが、
私は娘の意外な着眼点にとっても楽しませてもらえた一冊でした。