ねこのき タイトルがおもしろい
お花が好きな優しいおばあさんはねこと一緒に暮らしていました。
しっぽのながいおれんじいろのねこです
ねこって 夜に出歩くのが好きなんですね
いつもはちゃんとかえってくるおれんじいろのねこ・・・
ある晩でていっていったきり 帰ってきませんでした
おばあさんのかなしみ 夜☆を数えているおばあさんの哀しそうな気持ちが痛いほどわかります
女の子が、死んだねこをかかえて連れてきてくれたのです
かわいそうに 車にひかれて死んでしまったのです
哀しい運命です 土に埋めてあげたおばあさん
そして ある日 芽が出ておおきな木になったのです
おれんじいろの実がおちてきたんです なんと おれんじいろのちっちゃな こねこが
ラストの詩がいいですね!
「こころという にわにそだつ いっぽんの ゆめのき
これが おばあさんの ゆめのき です
ねこのき です」
長田弘さんの優しさが いっぱいつまった お話しです
クレヨン画の大橋歩さんの絵も 優しさがあふれていてステキでした
おすすめの絵本です(「ねこのき」 タイトルもいいです)