石ばかりの町で花を育てたおじいさんの話です。
最初は石ばかりとはいえ、きれいなレンガや石でできた町の風景はとてもきれいでした。
その後、おじいさんとおじいさんに共感した町の女の子が町に花を増やしていくのですが、
石畳やレンガの壁の間に小さい可愛らしい花が咲いている風景も、それはそれでとても素敵でした。
ただ、途中で、おじいさんが死んでしまうんですよ〜、この話。
いつかは命は消えるものですが、別にこんな優しいお話の途中で、主人公のおじいさんをわざわざ死なせなくてもよかったんじゃないかな〜と、思いました。