『HOW MANY MICE MAKE AN ELEPHANT?』が原題。
算数がわかる数のえほん、と副題にありますが、
さらに添えられた「だれもが知りたい巨大な数のおはなし」に惹かれました。
要は、巨大な数を具体的なイメージで体感してみよう、という試みと受け止めました。
前書きにもありますが、「大きな数と仲よしになろう」ということ。
とはいえ、内容はなかなかに高度で、割り算とたくさんの数字にクラクラするかも。
でも、イメージでとらえる視点でいえば、絵本的にはなかなか愉快です。
私的には、太陽の中に地球が140万個(体積として)という図が衝撃的でした。
おそらく数値としては何度もお目にかかっていたと思いますが、
イメージとしては認識していなかったのでしょうね。
計算の勘どころを養うというSTEM教育の試みに拍手!