前から読みたかったこの本、やっと借りてきました。
なぜって、我が家の子ども達は、全員マトリョーシカ人形が大好きなんですもの。
我が家にあるのは、母からのお土産で、紺色ベースで花柄のお洋服を着て、水色のスカーフをしているマトリョーシカ。マトリューシュカだと思い込んでいて、言いにくいので略してマトちゃんと呼んでいます。
なんと我が家のマトちゃんは、中に12人もいるのです。娘が小さい頃持って歩いて、5番目くらいに小さいのをなくしたので、小さいのは隠してあります。
娘も長男も次男も中からどんどん出てくるのが楽しいのか、随分と遊びました。
というわけで、期待大で読みました。
かこさとしさんの素朴な絵がとてもぴったりで、ロシア風の雰囲気がよく出ています。
マトリョーシカは、パカッと割れて、中から同じお人形が出てくるのがポイントなので、いつ出てくるのかワクワクしながらページをめくりました。
よく知っているマトちゃんのお話なので、それなりには面白いのですが、残念ながら、我が家の子ども達は、13人バージョンに親しんできたので、4人というのは物足りなく感じてしまいました。最後のダンスのページも、もっといたら楽しいのになぁなんて思ってしまいました。