事前に読み通すことをせずに、息子といっしょに読んでいきました。話の中に、こんなに悲しい場面があることを知っていれば、心の準備があったなあと思います。
きつねは、お人よしだったけれど、結果的には、小さいものを守る勇敢な心をもつことができました。心の成長はすばらしいものでした。だからこそ、あの悲しい場面は、どうにも涙がでてきてしかたありませんでした。
いっしょに読んでいた息子は、この場面で、驚いてことばを失っていました。でも、きっと、きつねの生き方が息子の心にもつきささってきたにちがいないと思います。