人(絵本ではきつねですが)は変われる!そう感じた絵本です。
ひよこの無垢であたたかい言葉は、きつねの卑しい心をどんどん変えていきます。きつねの嬉しそうな姿がまたかわいらしい。
ラストは何度読んでも涙が出てきます。
なぜ、きつねは命をかけてまで守るほどに、変わったのでしょう。
最初は命を奪おうとした、狼と一緒だったのに。
自分を信じてくれる者ができたから。
それが本当に嬉しかったから。
私は、最期の戦いもまた、カッコイイ所をみせたかったんじゃないかな、なんて思ったりします(^^)私がきつねならそうだから。
こいつらは、おれを神様みたいだって言う!
こいつらの神様に、おれはなってやる!