「高齢出産」といわれる歳で娘を産みました。
同じように高齢出産年齢で女の子を出産した友人から贈られた本です。
娘の世話をしながら「私はこの子と出会うために生まれたのだ」と思うことが
幾度もあります(「この子が私と出会うために生まれた」のではなく)。
そんなわけのわからない大きなうねりみたいな感情・・本能といってもいいのかも
しれません・・そういう感情を美しく描いたのが、この絵本のような気がします。
母であることを誇りに思い、私の母の母の母の母の・・・遠い昔の母にまで
繋がっているのだなあということを感じる絵本。
もう若くないせいか、それとも子どもを産んでなにか回路がかわってしまったのか
まだ娘はたったの2歳だというのに、私から離れて成長していく娘の姿を思い描いたり
写真たてに入った「赤ちゃんだった娘とほやほやママの私」が浮かんだりして
つい涙してしまいそうになります。