子どもは現在4歳、もうすぐ5歳になります。
子どもが2歳の頃に私が読みました、と以前もレビューさせていただきました。
あれからもうすぐ3年が経ちます。
当時読んだときは、私の母を思い、わが子を思いながら読みました。
そのときとはまた違った目線で今回は読むことが出来ましたので、是非。
子どもも年中さんにもなると、ずいぶんと手も離れ、同じ空間で居ながらも別々のことをする時間も増えてきました。
よく言えば、自分の時間が多少なりとも持てるようになってきたとも言えましょう。
しかし反面、子どもとの接点が少しずつではありますが、確実に減ってきたのです。
手がかからないとはいえ、やはりいたずらもわがままもたくさんあります。躾のつもりで厳しく言い聞かせ、時にはきつく叱ることもあります。
そんなとき、苛立たしささ、腹立たしさのほうが勝ってしまうのも事実です。
子どもの髪を結うのにも、じっとしていなさい!結えないでしょ!
その柔らかな髪を愛しそうに撫でたのはいつのことだっけ・・・
もう、じっとしてて!爪より指先切っちゃうでしょ!
指を一本一本撫で、大きくなったなぁ・・・なんて思ったのはいつのことだっけ。
今、この本を目の届く範囲に飾っています。
あの日の想いを忘れないように。
そして、母の日にも、メッセージを書いて、母に贈りました。
生んでくれてありがとう。