中島和子という作家を私は知らなかったのですが、まじょという言葉にひかれた息子がシリーズ「さいごのまほう」「まじょのけっしん」3冊借りてきました。
主人公は、おばあちゃんの魔女。年をとると魔法が使えなくなるので、最後の魔法を試そうとするのですが、なかなかうまくいきません。
派手なお話ではありませんが、読むほどに内容に引き込まれていきました。
おばあちゃん魔女が最後に使った魔法からは、温もりと優しさが伝わってきました。
最後のおばあちゃん魔女の幸せそうな笑顔が印象に残りました。
それと、魔女でも全能ではなく、やっこさ魔法がかけられたという点が微笑ましくもありました。