マーガレット・マーヒのちょっと不思議な8編のお話と2つの詩が入っています。
タイトルにもある魔法のチョコレート・ケーキのお話が特に印象に残りました。
魔法よりも料理が得意な魔法使い。
人には悪い魔法使いと思われてしまっているので、仕方なく肥料ケーキを作って、リンゴの木とお茶の時間を過ごします。
どうなるのか?と不安でしたが、最後はめでたしめでたし。
「木には木の話し相手があり、人には人の話し相手がありました。寂しいものはひとりもいませんでした」というセリフが素敵です。
最後には、クリスマスの詩もあります。
大人が読んでも満足できる内容だと思います。