この本は子どもの頃に読んで、とても心に残っていて、大人になって再会した時は嬉しかったです。
弟がはしかにかかったので、おじ夫婦に預けられたトム。
そこで、柱時計が13を打つのを聞いて、それから不思議な体験をします。
時間を旅して、女の子とともだちになります。
最後はとても感動的で、忘れられないものです。
トムがこの家に来た意味が分かります。
SFのようなおはなしですが、それよりも登場人物の心理が細やかに描いてあって、身近に感じて読むことができます。
色々な悩みを持ち始める高学年に読んでもらいたいです。