自分で読むには本好きの4年生くらいでないとむつかしいかもしれません。読み聞かせるには一つのお話が長いので大変。しかし長編ならでは丁寧な描写が魅力的。耳で聞いていてもどんな出来事がおこっているのかがわかりやすい。本当にアメリカの少年の日常が描かれているんだなとおもいました。ときどき、わからない単語は出てきますが、本当におもしろい。おおきな冒険はないけれど、日常ってこんなにもおもしろいんだなと感じる本です。子どもが手に取るのは現在において難しいかもしれません。絵も地味だし文章も長いので。。しかしこれを手渡す大人がきちんと渡してやるべきとおもいました。