目覚めると自慢の斑点模様がなくなっていることに気づき、ひょうはびっくり大慌て。森を探し回りますが、動物たちから残った斑点を3つとも取られてしまい…
大切な斑点をくれてやっても「あーらら」と、どこか諦めムードのひょうに、「もっと怒らなくていいの?あなた豹なんだから!」とおせっかいを言いたくなるけれど、最後はトホホな展開を鮮やかに覆す思い付きであっと言わせてくれます。「すごく素敵」と目を輝かせる娘4歳を横目に、ひょうのお顔がそれはそれは嬉しそうで誇らしげで、よかったね〜親心全開のわたし。
表紙やタイトルのちょっと固いイメージよりもずっとかわいいお話なので、読んだ人だけが知ってる特別感も味わえる、そんな絵本でした。