絵本といえるかどうか…
ただ、表紙の、大きなめだまに引きつけられて手に取った一冊です。
著者は、幼い頃から機械いじりが大好きで、まずは分解して、その仕組みをみていたそうです。そして大人になって、その機械が動物いじりになり、死体を引き取っては、解剖して、実に細かい所まで研究しているようです。
そのひとつが、この大きな目玉をもったアザラシ。
その取り出しためだまの大きさといったら、大人の手の平にのるくらい。頭の中にそんな大きいものが二つも入っていたら、あとはどうなるんでしょう。
そのことから、動物の進化についても、深く語られています。
おとなの私でさえも、かなり興味をもって食いついてしまったので、動物の好きな子どもたちに、ぜひ見せてあげてみてはどうでしょうか。