私は絵もあまり好みではなく、また英語と併記されている点も好きではなかったのですが、息子のつぼにはまったようで、図書館から借りてきてから、一度に5、6回ずつ、毎日読まされました。
ページをめくる度に「よかった」と「でもたいへん」が繰り返され、色もカラーと白黒でその雰囲気がよく表されています。かなり奇想天外な内容ですが。
息子は、ほしくさの山から突き出ているくさかきがとても気になるらしく、「これ、どけておいてあげたい!」と毎回言います。確かにそれをどければ、干し草の上にふわっと降りられるのですが・・・(笑)。でも、それでは話が続かず、ネッドくんがパーティーに行けないんだよ。
英語が併記してあるせいで、英語の原文の方が味わい深いというかよくできているということまで感じてしまいます。びっくりパーティーといい、この二つの単語の対比といい、アメリカ文化的な発想だなとも感じます。