決して悪くはない作品ですが、インパクトや面白さを考えると、日常的な「いじめっ子」とか登場してしまって、幻想的な出会いの1巻とは違って、俗世的な感じを出している仕上がりになっています。
そこのところが、私的には評価のポイントが下がってしまいましたが、
マイケル・ヂュドク・ドゥ・ヴィットの描かれているオスカーとフーのふわふわ感やその周りの風景が好きなので、ここで、また評価ポイントがぐぐっと上がっています。
出来たら読むときは「オスカーとフー」を読んでから、続けてこの絵本も読んでほしいですね。
年齢はあまり問わない作品ではないかと思います。